
![]() 箒をいろいろ作っていると、それぞれの特徴がある。多く作ったのはホウキグサであるが、束ねる量、柄の長さなどで使い方が微妙に違う。 いろいろな長さを比較した箒〜 | ![]() ホウキキビの箒で先の揃え方〜 |
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![]() 以前に作った、コウヤボウキの箒 |
箒の研究
箒TPO
いろいろな箒を作っていると、どこを履くかによって箒を使い分けると効率が良い。
私の猫の額ほどの庭先を履くには、市販の松葉箒や熊手では大きすぎ、全く使い物にならない。ばらして長い枝、短い枝と分けてサイズを変えて作り変える。形はうまくできないが、庭に合った箒となる。柄の長さも変えるとさらに使いやすい。
ホウキグサの箒はたくさん作った。これも束ねる量や柄の長さなどを変えて使い分ける。天井など高いところの蜘蛛の巣などは細い長い絵にすると軽くて使いやすい。掃除機ではできそうにないところである。ホウキグサは、軽いが幹が弱く長持ちはしない。砂利道などには使えないが、玄関土間や、身の回りの畳、床など最高である。
箒サイズ
(束)
鳥取の友人から、ホウキキビの種をもらい、近所の畑に植えてもらった(収穫は少なかった〜)が、それでなんとか束ねたり並べたりして作ってみた。材料があまりなくまだ箒を作った数は少ないので使用の考察ができないが、ホウキグサと違ってコシがあり履くのに非常に効率が良い!先を切りそろえると硬い箒になり、揃えないものも作ってみたがそれは優しい箒である。
(柄の太さと長さ)
少し柄の太さが細いのと柄が曲がっていたので、少々使いずらく、太くしようと竹で補充しようとしたが、長さをどれくらいにしようかと考えた時、切ってからではなくまず取り付けてから切ろうと、テープで仮止め〜柄の長さは、2mを超えた。
それでもと道路の落ち葉を掃き、使ってみた。それがなんと使いやすい。柄が長いため手元で少し動かすだけで箒の先は大きく円を描き、落ち葉を掃いてくれるのである。
1)箒の先は、市販の松葉箒のような太い束では重すぎるであろう。
2)平べったい先が良さそう。松葉箒のように丸めず、平らに三角に並べる。
例えば、コウヤボウキなどは、細く軽いので最適であろうか?
高野箒は、苔庭を掃くにはなくてはならない箒である。
3)全体はできるだけ軽く作る。